コメディアンの志村けんさんが3月29日、新型コロナウイルスによる肺炎のため、お亡くなりになりました。70歳でした。

今ではふてぶてしいおばさんになってしまった50代のウオッチドッグ記者にとって、志村けんさんの「ザ・ドリフターズ」は、子ども時代の象徴的な存在でした。今の子どもたちが、Youtubeに夢中になっているのと同じような感覚で、「ザ・ドリフターズ」が出ている画面に釘付けになってました。

土曜日午後8時になると、ザ・ドリフターズの公開バラエティ番組『8時だヨ!全員集合』をお茶の間で、笑い転げながら観ていました。当時の小学校では、ドリフのコントや、「ビバノン音頭」、「髭ダンス」、「東村山音頭」の物真似をする子どもたちがゾロゾロいました。志村けんさんのコントは、最高に面白かったです。

『8時だよ!全員集合』の他に、特にウオッチドッグ記者が好きだったドリフの番組は、ザ・ドリフターズのメンバーが、自身とそっくりな人形で、西遊記を演じた「飛べ!孫悟空」でした。
当時、絶大な人気を誇ったピンクレディーも、この番組で歌ってました。
ウオッチドッグ記者10歳の頃の話です。

TBSオンデマンド /2014年に復活放送

「飛べ!孫悟空」

1977年から79年まで1年半にわたって火曜よる7時から放送された、知る人ぞ知る名作人形劇。ザ・ドリフターズのメンバーを『西遊記』一行にみたて、メンバーそっくりの人形が登場。いかりや長介の三蔵法師に志村けんの孫悟空、加藤茶はナゾのハゲ親父とそれぞれ本人が声を担当した。当時の芸能界のパロディやシュールなギャグを満載、昭和歌謡曲オンパレードのミュージカル仕立てで奇想天外な物語は進む。毎回豪華な芸能人もゲストで登場する。また人気アイドルのピンク・レディーが、毎回実写で登場。「UFO」や「サウスポー」など自身のヒット曲の替え歌やはじけるような踊りを披露し、番組の進行役を務めた。

「PR TIMES」より

かつての映像や写真をみて、楽しかった子ども時代を思い出しました。

『天才!志村動物園』や年始の特番『芸能人格付けチェック』でも、しわが増えるほど、たくさん笑いました。

日本を代表する名コメディアン、志村けんさんのご冥福をお祈りします。