大津市は4月13日、市役所内(本庁)で11日に続き2例目となる新型コロナウイルスの感染が市職員から確認されたことを受け、本館3階西側フロアを14日から閉鎖した。13日夜から14日まで消毒作業を行っているという。

西側フロアの職員約100人を14日から自宅待機させている。15日からは、14日に出勤している約20人を含めた約120人を、自宅待機にする。自宅待機の期間は14日間を想定しているが、保健所の指導により、早まる可能性もあるという。

市人事課によると、2例目の感染した市職員は現在、熱はないという。4月11日に、都市計画部の市職員が新型コロナに感染したことがわかり、念のために検査をしてわかったとしている。2例目の感染者から連絡を受けた13日午後に、人事課が市ホームページでお知らせした。

滋賀県ホームページには、県内感染者40例目として、市役所2例目感染者の動静が掲載されている。4月7日から8日に発熱があり、12日に帰国者・接触者外来受診して、13日にPCR検査で陽性が確定した。

市は、1例目の感染者が発覚した11日に、本館3階の都市計画部の部署内とトイレなどの共有スペースの消毒をしたが、2例目の感染者が出たことで、3階西側フロア全体を13日夜から14日かけて消毒している。消毒作業は、防護服を着た業者と市職員が行っている。保健所の指導により、手で触る箇所を、全部アルコール消毒液でふき取っているという。

都市計画部の業務は、過去に業務経験のある職員が代行するとしている。何人に業務代行させるかは検討中という。優先する業務を選ぶとしている。

市役所内で2人の感染者が出ているが、新型コロナウイルス感染症対策本部の本部長でもある佐藤健司市長や、事務局の危機・防災対策課ではなく、人事課が市職員感染に関する情報を発信している。

↓滋賀県ホームページより。