新コーナー「自治会・見聞録」を始めます。
ウオッチドッグ記者が、大津の自治会の調査報道を始めて、数年が経ちます。その間、「自治連合会がこんなことをしている・・」という情報が何度も飛び込んできました。
ウオッチドッグ記者は、自分の住んでいる学区自治連合会があまりにもひどかったので、「こんなことをやっているのは、ウチの地域だけだろう」と思って調査を始めました。しかし、さまざまな公文書を情報公開請求して精査したり、読者の声を聞くうちに「どの学区も同じようなものだ」と仰天しました。
大津市の自治会は、いくつもの自治会が集まった学区自治連合会という組織で構成されています。学区自治連合会の執行部を、何年も同じメンバーが担うなど、運営の不透明性が問題視されてきました。この36の学区自治連合会の連絡調整組織として、大津市自治連合会があります。ここも、同じメンバーが順番に執行部を担ったりと、運営の不透明さはさらに増します。
大津市は、大津市自治連合会を60年以上もヨイショし続けて来ました。市職員が顔色を伺うのは、市民ではなく、大津市自治連合会。そんなヘンテコな「自治会」を見続けてきたウオッチドッグ記者は、「自治会、ある、ある」という声を、読者の皆さまと共有するため、新シリーズ『自治会・見聞録』をお届けします。過去にウオッチドッグ記者が経験した体験談です。読者の皆さまも、どんどん感想をお寄せください。
自治会と関わってきた約10年間を振り返り、ウオッチドッグ記者の「こんな自治会 ある!ある!」をスタートします。