大津市の越直美市長が1月5日の記者会見で、、琵琶湖ホテルの新メニューを試食、試飲して宣伝したのを、毎日新聞と読売新聞、京都新聞がそれぞれ無批判に記事にした。市長自身による“感動的な”食レポとパフォーマンスを無批判に用いた、お手軽な記事となっている。

毎日新聞は1月17日付朝刊で、「市役所で5日にあった定例記者会見でもPRを兼ねて試食した越直美市長は『とてもおいしい。色が鮮やかで十二単のようだ』と顔をほころばせていた」と報じた。ご丁寧にも、満面の笑みで試食をする市長の写真も一緒に掲載した。

大津市広報課や観光振興課は、「琵琶湖ホテルの宣伝ではない。かるたの宣伝です」と説明しているが、各社の記事は、琵琶湖ホテルの宣伝という色彩が濃い紙面となっている。

市政記者クラブは、行政財産使用許可書を申請せず、記者室を無償で利用している。無償で利用しているのは、市民のために公益性のある話題を報道することと、市政に対する監視が使命のはずだが、実際は行政が用意した内容を、そのまま掲載している形が多い。

↓2018年1月17日付 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180117/ddl/k25/040/433000c

↓2018年1月27日付 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20180127000068