滋賀県の三日月大造知事は4月21日から、新型コロナウイルス感染拡大による医療資源不足のため、ユーチューブで県民へ寄付を呼びかけている。「サージカルマスク」、「ゴーグル」、「フェースシールド、防護服などの医療用資材あるいは工業実験用や食品加工用の衛生服」などを持っている人に対し、県コロナ対策チーム物資班へ、連絡してほしいとしている。

感染拡大防止の対策を強めるため、現在の外出自粛だけでなく、イベント開催の自粛の要請、施設使用の制限の要請、「休業要請」を実施するとしている。この休業要請に応じて、協力してくれる事業者へ「臨時支援金」を創設すると表明した。

中小企業に20万円、個人事業主に10万円の支援金を交付予定という。国の支援制度とパッケージで最大限に利用してほしいと呼びかけている。問い合わせ先として、新たに、滋賀県緊急事態措置コールセンター(℡:077-528-1344)を開設する。

三日月知事は、病床と宿泊療養施設についても言及している。現在、県内では、病床88人分を確保し、さらなる受け入れ病床を確保していくとしている。また、大津市にある「ホテルピアザびあ湖」を、4月22日から、無症状者、軽症者の宿泊利用施設として利用できるように、62室準備するとしている。「ホテルピアザびわ湖」のパスポートセンターについては、安全確保のため、4月22日から、宿泊療養施設と動線を分離したうえで開所する。県民交流センターは当分の間、休館する。

↓滋賀県が求める寄付項目と連絡先は、次の通り。

↓滋賀県ホームページ/緊急事態措置による休業要請と臨時支援金の創設
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kenkouiryouhukushi/yakuzi/311526.html

↓滋賀県ホームページ/新型コロナウイルス感染症患者の宿泊療養施設の利用開始について
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/311430.html