滋賀県は、新型コロナウイルス感染症患者の自宅療養についてのお知らせを県ホームページで発信している。それによると、「自宅での過ごし方」の注意事項、自宅療養している人へ食料品を自宅に届ける支援、緊急性の高い症状がないかなど、健康観察について説明した資料を掲載している。

健康観察についての資料には、保健所が貸し出しする「パルスオキシメーター」の使い方についての説明もある。酸素飽和度の値は93%以下の場合や低下傾向にある場合(95%や94%の場合、少し間をおいて再測定)は、日中(8時30分から17時15分まで)は地元の保健所へ、夜間は119番(救急車)に連絡してほしいとしている。また、測定時の注意事項も掲載している。

↓県ホームページに「新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養について」/多言語で紹介。

https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kenkouiryouhukushi/iryo/320613.html

↓PDF:滋賀県作成「新型コロナウイルス感染症患者の方の自宅療養について」のリーフレット
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5268314.pdf

滋賀県では、新型コロナ陽性者で自宅療養している人を対象に、必要となる食料品を自宅に届ける支援を行っている。県が依頼した事業者が配達を行うとし、県ホームページで一例として配達される5-6日分の食品の写真を掲載している。

↓PDF:滋賀県作成「新型コロナウイルス感染症の方の自宅療養について」~食料品支援に関するご案内~
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5268320.pdf

↓県ホームページでは新型コロナウイルス感染症にかかる自宅療養に関する参考資料も掲載している。
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5267949.pdf

このうち、健康観察についての資料をいくつか抜粋した。毎日2回、緊急性の高い症状がないかどうかの健康観察をしてほしいとし、健康観察票のフォーマットを例として掲載している。保健所が貸し出しする「パルスオキシメーター」の使い方についての説明もある。

・酸素飽和度の値は93%以下の場合や低下傾向にある場合(95%や94%の場合、少し間をおいて再測定)、日中(8時30分から17時15分まで)は、居住地の保健所へ、夜間は119番(救急車)に連絡してほしいとしている。

新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者で外出自粛している人に対しては、県ホームページで、食料支援(有料)の申込みを受け付けている。