滋賀県は8月5日、1日当たり過去最多となる29人の新型コロナウイルス陽性者が確定したことを公表した。「第2波」となり、県内でクラスター(感染者集団)発生が続いている。疫学調査として濃厚接触者を追うのに時間がかかり、さらなる感染拡大が懸念される。激務が続く保健所職員の疲弊も懸念される。保健所にはマンパワーの補充が必要となる。業務にあたる保健所、医療機関、行政職員の負担を軽減するため、増員など、迅速な対応が求められる。
県ホームページによると、甲賀市の介護施設クラスター(感染者集団)で、新たに12人の感染が確認された。さらに、草津市の南草津病院で9人のクラスターが発生したことも公表した。
甲賀市の介護施設クラスター12人の内訳は、80代の入居者2人、看護職3人、介護職7人。
草津市の病院クラスター9人の内訳は、40代2人、60代1人、70代2人、80代3人、90歳以上1人。
5日の県内入院者数は81人で、空床数は60床となった。療養者数は7人で、空室は55室。退院は2人だった。
↓2020年8月5日・滋賀県ホームページのデータから