2021年度の琵琶湖市民清掃の随意契約で、事前準備費用として、車両関係費や人件費など28万2,000円、当日収集分として81万3,000円の合計109万5,000円を見積りしておきながら、内訳を全く記載していない業者があった。市へ提出した見積書はたった1枚で、内容はスカスカだった。
内訳を全く記載していない業者は、大津市小野にある志賀衛生社。事前準備費用として28万2,000円を計上している。事前準備費用の内容は、人件費や車両関係費、管理経費とあるが、いつ、どこで、何のために、どのように使うのか、全く示されていない。残りの当日収集分についても、パッカー車の台数と単価が記されているだけだった。
積算根拠となる資料を1枚も添付せず、業者自ら記入した金額の見積書1枚を提出しただけ。ところが、受け取る側の大津市は「問題なし」としている。
↓2021年度・琵琶湖市民清掃/志賀衛生社のごみ収集運搬「見積書」