大津市議会の9月通常会議は、10日(火)から17日(火)まで、市議らの一般質問が行われる。市議会のホームページには、一般質問の通告内容が掲載された。11日以降に質問する市議が誰になるかは、前日の終了順で変わるという。

一般質問の通告内容を見ると、わかりやすく書く市議が増えた一方、議員歴が長い割に、大雑把な書き方をする市議もまだいる。

それでも、質問するならまだよい。36人の市議のうち、質問しない市議が4人いる。全て湖誠会(自民党)に所属する、桐田真人(副幹事長)、草野聖地(幹事)、竹内照夫(元幹事長)、青山三四郎の4市議。

議会事務局の説明によると、質問するかどうかは、それぞれの議員の判断という。会派の人数で、質問を制限するようなルールはないという。

※議長の近藤眞弘市議(湖誠会)、副議長の川口正徳市議(湖誠会)は、質問人数から除外。

今回の一般質問で、ウオッチドッグが「ちょっと、面白そうだから聞いてみたい」と思った市議の質問内容は、下記の通り(質問順、敬称略)。

◆草川肇(市民ネット21)
「支所のサービス維持・向上に向けて」

◆幸光正嗣(湖誠会)
「公共工事の適正な入札と市内建設業者の健全育成について」

◆津田新三(湖誠会)
「株式会社大林組からの寄付金の使途について」

◆改田勝彦(公明党)
「公共施設における老朽化対策のあり方について」

◆小島義雄(共産党)
「公民館のコミュニティセンター化、支所機能の縮小削減計画について」

◆中田一子(公明党)
「高齢ドライバーの安全運転の支援と移動手段の確保について」

◆細川俊行(親和会)
「大津市立天保山保育園の存続と障害児保育にかかる民間保育園の補助の拡充について」

◆柏木敬友子(共産党)
「地域福祉を担う大津市社会福祉協議会の補助金削減の検討中止を求めて」

◆出町明美(協生会)
「事故を未然に防ぐ道路の予防保全と歩道確保について」

◆笠谷洋祐(親和会)
「本市における自治会の在り方と、本市との関わりについて」

◆神田健次(親和会)
「災害時における市民への情報伝達等について」

◆佐藤弘(公明党)
「障害福祉サービスの充実に向けた相談支援体制の取り組みについて」

◆谷祐治(清正会)
「ガス事業会計決算に伴う利益剰余金から60億円もの予算を学校給食事業特別会計へ繰り出す必要性について」

◆八田憲児(親和会)
「適正な情報公開と公文書管理について」

◆林まり(共産党)
「地方公務員等へのマイナンバーカードの取得強制化について」

さあ、自分の興味のある分野について質問している議員をチェックしましょう。市議会は傍聴することができます。また、インターネット中継での視聴も可能です。生中継を視聴できない場合は、質問日から、1週間後に録画を視聴できます。10日の質問は、17日頃までにアップされます。

↓大津市議会インターネット中継の録画映像にリンク貼りました。

↓9月議会の日程