新型コロナウイスル感染拡大がもたらした地域経済への打撃が深刻化する中、関西の自治体では、首長や議員らが自らの賞与を返上するなど、報酬費を削減する動きが相次いでいる。少しでも予算を捻出し、市民への支援策に充てるためだ。ところが、大津市は独自路線を貫いている。大津市議会は感染拡大する最中の3月下旬、佐藤健司市長や特別職の給与アップの議案を可決した。その後、地域経済への打撃が深刻化したが、大津市長や議員らの報酬費を削減するという話は出ていない。

2020年5月18日付・京都新聞

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/250853

avatar
滋賀県内では草津市長、守山市長、栗東市長、野洲市長とそれぞれの副市長、教育長は、夏のボーナスを全額返上ですって。新型コロナ対策では、4市の市長さんらは、ホームページで頻繁にメッセージ出してましたねぇ。多忙を極めたことでしょう。それなのに、自らのボーナス削減して、予算捻出ですって。特別職の鏡かも。
avatar
あらら。お隣の京都市議会では、議員報酬と夏の期末手当を削減した分1億円を、市民らの支援財源に充てるんですって。観光収入が減って、京都市も大変でしょうから。市民と痛みを共有しようという動きでしょうね。
2020年5月25日付・奈良新聞
avatar
奈良市議会では、政務活動費の削減の話でもめた後、議員報酬削減の動きが出ているんですって。やろうと動いているだけ、立派。
2020年5月19日付・神戸新聞
avatar
兵庫県の川西市や宝塚市では、市長や特別職、市議会の報酬費や政務活動費を削減するんですって。
2020年4月24日付・神戸新聞
avatar
加古川市会は、議員報酬削減、期末手当削減、政務活動費を半年受け取らず、削減される議会費は、約3,300万円になり、それを市民の支援策に活用するらしい。どこの自治体の議会も、やりますね。
大阪狭山市ホームページから
avatar
大阪狭山市は、市長や特別職の給与を20%削減するそうです。
大阪府箕面市のホームページから
avatar
大阪府の箕面市は、市長の給与と市議の報酬を減額する条例案を提案ですって。深刻な社会情勢をみて、下げる条例案なら、わかりますが、市長の給与を実質的に大幅に上げる議案を2月議会で出して、3月末に可決したのは、大津市ぐらいでしょう。
大阪府茨木市議会の資料より
avatar
大阪府の茨城市では、議長をはじめ、全市議の削減を5月臨時会で提出ですって。大津市議会では、5月の招集会議で、そんな動きは全くなし。なんたって、3月27日に、市長給与アップの議案を可決しましたからねぇ。

↓参照:2020年3月30日付・ウオッチドッグ

佐藤市長の給与300万円アップ/就任2カ月後に可決/市民に説明せず/ウオッチ大津№169

avatar
■記者のつぶやき■
記者会見さえろくに開かず、正確な情報を出さず、首長としてふさわしくない言動が続く佐藤市長の報酬費は、5割削減ぐらいしてほしい。市政監視ができない大津市議らの報酬費は、3割削減ぐらいが妥当でしょう。当分、議会活動も短縮ですし。