大津市議会では、11月通常会議が開催中だが、12月3日から8日までの各市議らの一般質問で、湖誠会の市議5人が全く質問に立っていないことがわかった。湖誠会は、8人で構成されている。質問しない議員は、竹内照夫市議(幹事長:平野)、草野聖地市議(長等)、近藤眞弘市議(前議長:瀬田)、津田新三市議(堅田)、仲野弘子市議(堅田)。35人の市議で、30人が質問に立ち、質問に立たないのは、全て湖誠会の市議らだった。2020年は、かつてないほどの社会問題があふれているが、湖誠会の市議5人は沈黙していた。市議会で、沈黙したままでは、議員の「質問力」は向上しない。

湖誠会の草野聖地市議は、佐藤健司市長が就任後の2020年2月議会から、11月議会まで、1度も質問に立っていない。質問ゼロの記録を更新中である。

大津市議会の市議らは、2015年5月の議員研修で、「『質問力』ある一般質問のために」というテーマの研修会を開催している。研修の講師である龍谷大学政策学部の土山希美枝教授から、議会で行う一般質問でよりよい答弁を引き出すための着眼点や心構えなどを、具体的な事例などを交えながら説明してもらっていた。

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土山先生。そもそも、大津市議会は、質問に立たない議員らがいるんですよ。質問に立たない議員を質問させるには、どうしたらよいのでしょうか?

議長の八田憲児市議と、副議長の幸光正嗣市議以外の35人の市議のうちの30人が質問をしている。新和会、公明党、市民ネット21、共産党、協生会、清正会、立志会の各会派では、全市議が質問に立っている。

↓大津市議会 2020年11月通常会議の質疑・一般質問

↓岐阜県関市役所では、市議会Q&Aよくある質問を掲載していました。一般質問とは何かを、わかりやすく説明していましたので、一部参考まで添付します。