滋賀県の三日月大造知事は5月29日、6月1日以降の新型コロナウイルス感染対策を県ホームページで発信した。知事メッセージでは、社会経済の活動レベルを引き上げる段階(フェーズ)に移行するとし、県民には、さまざまな活動を徐々に再開するよう呼びかけている。
知事メッセージを要約すると以下の通り。
・外出自粛の要請を行わない。
・イベント開催は、3週間ごとに段階的に緩和する。
・県立学校は、感染症対策を徹底し、分散登校を行った後、6月8日以降は、通常の授業を実施する。
・琵琶湖湖岸の駐車場なども順次、解除する。
・製造業、農林畜産業、大打撃を受けた観光関連産業などへも支援する。
・県民による「県内観光」、「旅の地産地消」や「ビワイチ」なども進める。
新型コロナウイルスは、完全に封じ込めたわけではないので、第2波の到来に備え、県としては、引き続き必要な対策を取るとしている。