ウオッチキャットは尻尾をふりふりしながら、ウオッチドッグの連載「市民の声シリーズ」を読んだ。市民センター統廃合問題の意見交換会で、参加者の声を集めたものだ。「広報おおつ」10月1日号に掲載された、市民センターあり方への「ご質問・ご意見と市の考え方」も、大きなニャンコの目で読んだ。

ひゃー。「広報おおつ」に載っている市民の意見は、8問のみ。意見交換会では、市民への広報について、会場でこんな前向きな意見が出ていたのに。

「今日の意見をそのままの言葉で、広報などで公表してほしい。問題提起も含めて、一問一答をきちんと市民に配布し、市民自身が問題意識を持って、学区ごとに説明会を開けるようにしてほしい」

市長は、その意見に「ご意見については、今日来られていない方にも知ってもらうことは大事だと思う」と答えているのに、市民のいろんな意見は、広報されないんだ。レイアウトを見ると、「市民の声」のスペースは「市の考え」の半分しかない。市民の声を聞くというより、「市の考え」を強調したいという姿勢が目立ってるニャ。