大津市は、年1回の「琵琶湖市民清掃」事業のため約2,000万円(「琵琶湖を美しくする運動実践本部」への補助金560万円 + ごみ収集運搬費1,500万円)の公金を支出している。過去、「実践本部」が市有地で好き勝手なことをしたり、補助金の実績報告書に領収書が添付されてなかったりしても、市は容認してきた歴史がある。ひとつの任意団体に対する特別扱いに驚き、ウオッチドッグが取材をすると、市担当課の職員は「大津市民の自発的な市民運動だから市が全面的に支援している」と話していた。しかし、大津市ホームページで検索しても、団体に関する活動紹介は出こない。役員名、収支報告、活動報告も出てこない。

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大津市ホームページのAI「おおつ光ルくん」に調べてもらおう。ギョギョ。「河川・水路の維持管理を徹底ほしい」と勘違い。河川・水路に関する相談窓口を案内された。今年で琵琶湖市民清掃は50年ですよ。光ルくん、なぜ、知らない?
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設立から50年。あれだけ優遇していた団体のことはさすがに書いているでしょう。と思いきや、「申し訳ありません」と光ルくんが打ちひしがれてしまった。市が公金出しまくりの団体なんですよ。支援を続け50年なんですよ。光ルく〜ん。
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大津市ホームページで検索すると…
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「環境保全協定について/大津市」が出て来た。リンクを開いてみると
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琵琶湖市民清掃の写真1枚のみ。それ以上は何もなし。環境保全活動の報告に何か書いているのではないかと覗いてみると…。「大津のかんきょう宝箱」というサイトがリンクされていた。
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大津の「かんきょう宝箱」のサイトを開き、「琵琶湖市民清掃」で検索してみると…。「琵琶湖市民清掃」の役員名らしき表示が…。ここに、詳細が書いている?
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大津の「かんきょう宝箱」のサイトで「琵琶湖市民清掃」を開くと、活動内容の紹介はたったこれだけ。役員名や収支報告、各学区が集めた活動実績なども書いていない。
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市ホームページに書かれていないので、情報公開請求で開示された資料を紹介しよう。本部長は、大津市自治連合会長、副本部長は、大津市水産振興対策協議会(元滋賀県議・自民党)と大津市地域女性団体連合会、事務局長と事務局次長は、大津青年会議所、会計は、大津市建設業協会大津支部。
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市民に向けては、市が琵琶湖市民清掃を支援しているとアピールし、「広報おおつ」で参加を呼び掛けておきながら、運営団体についての基本情報すら、市ホームページに掲載していない。呆れたものだ。2018年に、なぜか市職員が任意団体の「琵琶湖を美しくする運動実践本部」のホームページを作り運営していたが、役員名、実績報告、収支などを5年経過しても掲載していない。

HPは相変わらずお粗末/琵琶湖を美しくする運動実践本部/琵琶湖市民清掃№33