ウオッチドッグの前身「大津WEB新報」は、大津市の市民センター統廃合問題について早い段階から注目し、問題点を指摘してきた。4年前、越直美市長が構想を固め、市民センター統廃合の原案の作成を、大阪のコンサルタント会社に依頼。しかし、その後は市民に詳しい情報を提供せず、具体的な案をひた隠しにしている。

越直美市長は今年8月の記者会見で、「私自身も直接お話をお聞きするというのはすごく大事だなと思っています」と述べ、4年近くは市民の声に耳を傾けることなく、計画を進めようとしてきたことを認めている。

また、市は市議会に対しても、情報提供に消極的な姿勢を示していた。

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利用者は蚊帳の外/市民センターの統廃合案/市議には配付/自治会№89