大津市長選は1月19日に投開票され、結果が出た。大津市の有権者約28万人のうち、53,896人が1票を投じた。投票率は過去最低の39.77%で、過去に行われていた「公開討論会」(大津青年会議所主催)もなく、盛り上がりに欠けた選挙だった。

今回の市長選を制したのは、元県議(自民党)の佐藤健司氏(46)で、得票数は、62,290票だった。敗れた元市職員の小西元昭氏(50)の得票数は、47,606票だった。

市長選の結果については、20日付で各社が報道した。

▽「転換」佐藤氏初当選、「継承」小西氏破る(朝日新聞)

▽佐藤さん「市民主役に」、地域と対話重ねる(京都新聞)

▽大津市長に佐藤氏、越市政路線 転換へ(京都新聞)

▽佐藤氏 刷新へ舵、小西氏破り初当選(産経新聞)

▽大津市長に佐藤氏、初当選8年ぶり自民系(中日新聞)

▽佐藤さん「市民と対話を重ねる」、転換訴え初当選(中日新聞)

▽「刷新」掲げ 佐藤氏 初当選、「新しいまちづくりを」(毎日新聞)

▽佐藤さん 「転換」訴え実る、「暮らしの安心 再構築」(読売新聞)

いずれも、越市政の転換と刷新を掲げたことが勝利の要因とする記事が紙面に並んだ。

19日夜放映のびわこ放送で、市政担当記者は、次のように解説していた。

佐藤氏は、越市政の行政サービスの切り捨てを批判し、刷新を訴えた。自民党からは「支援」という形にし、無所属で出馬。前向きな市政を訴えた。出口調査では、高齢者福祉を重視する人や年齢が高くなるほど、佐藤氏へ投票していた。自民党などの組織票も固めた。

投票率39.77%は、4年前から8ポイント下がり、2000年代で一番低い。市民センターの問題では、小西氏も「見直す」とし軌道修正を打ち出したため、佐藤氏との大きな争点がなくなってしまった。投票率の低さはそうした要因もあったとみられる。

一方の小西氏は、大津市役所に28年間勤務した。越市政を継承するが、市民との対話が足りなかったところは見直す、と訴えた。出馬表明から、選挙まで1カ月しかなかった。知名度抜群の嘉田由紀子議員や越直美市長が応援にかけつけたが、出足が遅かったのが響いた。

↓2020年1月20日付/朝日新聞

↓2020年1月20日/産経新聞

↓2020年1月20日付/京都新聞

↓2020年1月20日付/中日新聞

↓2020年1月20日付/毎日新聞

↓2020年1月20日付/読売新聞