滋賀県選挙管理委員会によると、自民党瀬田東支部が3月31日午後、締め切り期限から丸1年遅れで、2018年度の政治資金収支報告書を提出したという。昨年8月、県選管から督促状を出されていたが、それでもすぐに提出していなかった。3月末まで提出せず、従来通りの政治活動を続け、お金の出し入れなどがあった場合、政治資金規正法・第25条の罰則(禁固刑など)が適用される可能性があった。2018年度当時の自民党瀬田東支部の代表は、佐藤健司市長だったが、市長選直前の2020年1月1日に、幸光正嗣市議(新和会)に代表が代わっていた。
自民党瀬田東支部は、2018年度の政治資金収支報告書を提出するのに1年かかったことになるが、報告書の内容や分量について、県選管は「公表前なので、お伝えできない」としている。