大津市の市民センター統廃合の問題で、中央学区自治連合会長や青山学区自治連合会長が、住民に呼びかけて集めた反対署名を、3月22日の時点で大津市へ提出していないことが、ウオッチドッグ記者の取材でわかった。

中央学区では、1月に署名を集め出し、その様子を1月18日付で毎日新聞が掲載した。毎日新聞の報道では「反対している他の自治連合会と連携して署名を越直美市長に提出したい」という中央学区自治連合会の安孫子邦夫会長のコメントを紹介している。

青山学区では、青山学区自治連合会の藤本英雄会長が、2月に署名用紙を全戸回覧し、2月末まで提出するよう求めた。「反対署名にご協力を」という呼びかけ文には、「青山学区自治連合会としては現行の1学区1支所体制堅持を求める」と、越直美市長宛の署名用紙を回覧していた。

2月に、ウオッチドッグ記者が関係課の職員に確認したところ、5学区で、反対の署名が回っているということであった。

しかし、3月22日時点で、秘書課にも、自治協働課にも確認をしたが、集められた住民の反対署名は、どこの学区からも市へ提出されていなかった。現在、市議会で2月通常会議が開催しているが、3月26日で閉会となる。

↓2018年1月18日付毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180130/ddl/k25/010/557000c

↓大津市議会ホームページ 日程(2018年1月~3月)
http://www.city.otsu.lg.jp/gikai/nittei/gikainitteiheisei29nenndo/1419495085067.html

↓青山学区自治連合会長の「反対署名の呼びかけ」の全戸回覧