大津市の佐藤健司市長は、2021年度の市長定例記者会見を5回しか開催していないことが市ホームページでわかった。昨年12月の記者会見は、市長の公務日程によると、12月28日に開催され、今年1月25日になって会見録が市ホームページに掲載された。

9月の臨時記者会見を除き、定例記者会見は、4月、7月、8月、10月、12月の5回。

2020年からこれまで、新型コロナウイルス感染症の影響により、社会、経済などに劇的な変化が起きているが、市民へ積極的に情報を伝える姿勢が、佐藤市長にはみられない。

他都市でみられる財政に関する「決算概要」についての市長記者会見も、大津市では開かないという異常事態が続いている。

大津市政記者クラブは、このような大津市政の体たらく状態を批判せず、放置している。市長の定例記者会見を主催する、大津市政記者クラブの責任は大きい。

↓大津市長記者会見 令和3年度
https://www.city.otsu.lg.jp/shisei/otsumayor/kaiken/R3/index.html

8月市議会前/大津市長記者会見と京都市長記者会見@比較

京都市では、「令和2年度決算概況及び今後の改革について」という財政資料を2021年8月の記者会見時に配布し、京都市長が記者クラブの記者から質問を受け、答えていた。同時期の大津市長の定例記者会見では、財政状況の説明は一切ない。

↓2021年8月27日・大津市長の定例記者会見。
https://www.city.otsu.lg.jp/shisei/otsumayor/kaiken/R3/43845.html

↓2021年8月4日・京都市長の定例記者会見。
https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000287787.html