今、話題の「大津市自治連合会って、どんな組織?」と知らない人たちにも、8年間、大津市の自治会問題を追及してきたウオッチドッグ記者が、数々の疑問に答えます。
まずは、【組織編】です。

ここがポイント

簡単に説明しますと、大津市自治連合会は、各自治会の上にのっかっているただの連絡調整組織です。大津市には全36学区があり、各学区に任意団体の自治連合会が置かれています。大津市自治連合会は、36人の学区自治連合会長によって構成されています。何十年も会長をやりつづける「永年会長」が多いです。

設立から65年経ちますが、連絡調整組織でしかないこの団体に、大津市は、至れり尽くせりの権限とカネを与えています。2014年の60周年記念パーティーでは、 琵琶湖ホテルに、市長や市幹部、市議や県議らを招待し、 公金を使った豪勢なパーティーを開きました。

毎年、市補助金や住民から集めた自治会費を使い、高級ホテルでの飲食を繰り返していました。令和のご時世になっても、タダ酒を好む会長らが多数います。「昭和」の香りが残る化石のような団体です。

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「大津市の自治会問題」コメンテーター☻ウオッチドッグ記者

「大津市の自治会」Q&A①/組織について

↓2015年8月21日付・大津WEB新報の記事/今から、5年前の情報。

「会長」職、最長で36年間/36学区中4割が10年以上在籍/学区自治連合会長/自治会№36

↓2018年度・大津市自治連合会の役員紹介

大津市自治連はこんな面々/15人の役員名簿を掲載/ウオッチ大津№46

↓2019年度・大津市自治連合会の役員紹介

“重鎮”3人が相談役に就任/役員名簿には不記載/2019年度の大津市自治連合会/ウオッチ大津№143