大津市自治連合会が、自ら定めた「慶弔費内規」に反し、自治連の事務員へ慶弔費を支出していたことが、情報公開請求の開示資料でわかった。

問題となっている支出は、2017年11月6日の伝票で、科目は事務費の慶弔費となっている。対象者は、事務員とだけ記載し、その後の文字は黒塗りにされているため、用途の詳細は不明。金額は8,100円。市自治連の慶弔費内規によると、学区自治連合会長や市自治連合会長前歴者らが死亡した場合、1万円を支出することになっている。

市自治連を所管し、300万円の運営補助金を支出し、提出された実績報告書をチェックしているはずの大津市自治協働課は、ウオッチドッグの問い合わせに対して「団体が決めることなので、市はそこまでチェックしていない」と答えている。

↓大津市自治連合会慶弔費内規

↓2017年度大津市自治連合会の実績報告書/慶弔費/事務員関係