ウオッチドッグ記者は8月27日、大津市の越直美市長から提出を依頼されていた資料を秘書課へ郵送した。大津市と自治連合会の関係者との間で、公金を使っての飲食を繰り返した実態を示す公文書のコピーで、公金飲食は5年間で約248万円に上っている。こうした資料を基に、越市長にあらためての調査を依頼した。

なぜ、資料を送ることになったのか。その経緯は、5月10日の大津市と大津市自治連合会の宴会が開かれた琵琶湖ホテルでの出来事に遡る。
ウオッチドッグ記者は、琵琶湖ホテルの宴会場の廊下で越市長に偶然出会った。多忙な市長へ矢継ぎ早に質問した。いくつか質問する中で、「大津市と自治連合会」の公金飲食について尋ねた。越市長は、自分が市長に就任してから、「公費で宴会代は支払われていない」と明言した。
記者はこれまでの取材で、大津市の公金飲食の実態を掴んでいた。「そんなことはないです。市長へ報告書をお渡ししますから、調べてください」とお願いすると、「確認します」と市長が約束した。それならばと、公金飲食の実態を示す公文書のコピーを整理し、市長に届けることを約束した。

その時のやりとりを、ウオッチ大津№29に掲載したが、抜粋すると・・。

あれから、3ヶ月過ぎてしまったが、ようやく時間がとれたので、公文書をまとめた。

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