2015年1月に、大津市の越直美市長と副市長が、特定の51の任意団体との新年交礼会や懇親会に参加し、交際費35万円を市の公金から支出していたことがわかった。建設関係団体には、各1万円で、各学区の新年交礼会では、14学区に参加して、計81,000円を支出している。
2015年1月の市長と副市長の「交際費支出及び支出状況」によると、各学区自治連合会が主催の新年交礼会をはじめ、医師会や建設関係団体との懇親会に参加して、総額347,580円の会費を支出していた。越市長は、社会通念上妥当と認められるとして、51団体の懇親会に参加し、30万円以上の市の公金を使っていたことになる。越直美市長は、自身のマニュフェストで、「徹底した行政改革」を掲げていた。
大津市長の交際費規定では、「交際費は、市政の円滑な執行に資すると認められる場合に、交際上必要と認められる相手に対し、社会通念上妥当と認められる範囲で、必要最小限の額を支出するものとする」とある。他自治体と比較すると、例えば横浜市の場合、2015年1月の市長交際費で、懇親会などの参加費は0円だった。
http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/mayor/expense/h26.html
↓2015年1月の市長・副市長の「交際費支出及び支出状況」