大津市の越直美市長が、台風21号の影響で停電した北部地域3か所を駆け足で視察していたことが、ウオッチドッグの取材でわかった。市役所を出発して戻るまで2時間40分。車での移動時間を差し引くと、1カ所15分程度の滞在だったとみられる。市民の間からは「被災地を訪問したという写真撮影が目的だったのではないか」という疑問の声が上がっている。

台風通過の翌日の9月5日に、越市長が視察したのは、停電中の葛川、仰木、山中比叡平の3カ所だった。市役所を11時に出発し、葛川、仰木、山中比叡平の3カ所を周り、13時40分に市役所へ戻ったという。

グーグルのナビ検索で確認すると、大津市役所から葛川まで車で約35分、葛川から仰木まで約30分、仰木から山中比叡平まで約20分、山中比叡平から大津市役所まで約15分。移動時間は計約1時間40分。このルート検索は、最速ルートとして設定されている。災害翌日の渋滞などを考慮して約15分ほど差し引くと、訪問先での滞在時間は合わせて約45分。1カ所の滞在時間は約15分となる。

市のホームページには、越市長が防災服姿で現地を視察する写真が3枚掲載され、「越市長は、台風が通過した5日現在も停電が続いている市内の北部地域を中心に現地に入り被害の状況を確認しました」と書かれている。しかし、具体的に何をしたのかは、明らかにされていない。

↓2018年9月、大津市の越直美市長の市政日記
http://www.city.otsu.lg.jp/shisei/mayor/diary/h30/20100.html

↓大津市役所から🚙で、葛川、仰木、山中比叡平を周り、大津市役所まで。移動時間は、1時間39分。