ごみ処理施設のある伊香立学区自治連合会などに大津市が支出した補助金1.5億円が「違法な迷惑料支出にあたる」として、市民6人が越直美市長に対して公金の返還を求めた行政訴訟の第18回口頭弁論が10月9日、大津地裁であった。この日で結審し、来年1月15日に判決言い渡しがある。

原告側の代理人は、前回の裁判で証人尋問として出廷した伊香立学区自治連合会長の証言結果に基づき、反論の書面を提出し、主張を補完した。

裁判長は「全ての書面が提出されたのでここで結審する」とした。

2016年3月14日に始まった迷惑料裁判は、来年1月15日(火)午後1時10分に判決を迎える。