市民センター統廃合問題をめぐって7−8月に開かれた、市民との「意見交換会」では、集会の進め方や広報態勢に対して、参加者からの不満が相次いだ。議事録から参加者の声を抜粋して掲載する。

●参加者 意見交換会の参加者が少ない。市はどれだけ広報したのか。この人数で意見交換会をしたと言えるのか。最低でも36学区に行くべきではないか。

●参加者 参加者が少ないのに驚いた。

●本当に皆さんの意見が聞きたいなら、要請があってするものではなく、市が率先して(全学区)36 か所回ることは最低するべき。

●参加者 市民センターに関わる問題は非常に重大な問題がたくさんある。大津市は3学区からの市民センターの統廃合に反対する署名受取を拒否したが、前代未聞の行為である。署名の受取拒否は憲法違反だと市は認識していたのか。憲法違反行為を市民に謝罪したのか。市自治連合会に責任転嫁しようとしたのか。

●参加者 請願権が市民の基本的権利としてある。市自治連合会とは関係なく受け取るべきだと思う。

●参加者 市民センター再編の素案が出た(昨年)11 月以降から市民には1回も説明がない。市民部に問い合わせても回答がされない。どういう形で丁寧に説明するのか。意見交換会3回で市民の意見を受け止められるのか。市自治連合会と市の関係はどうなっているのか。市自治連合会は市の下請け機関ではない。市自治連合会への説明で市民への説明にはならない。

●今日の500人の会場で発言するのには勇気がいる。このような中で一緒に考えられるのか。「広報おおつ」は市民の感情を逆なでするような特集記事である。市長の了解の上で掲載されているのか。

●支所問題については全学区で説明会を開いて、最終は住民投票で決めてほしい。

●今日の意見をそのままの言葉で、広報などで公表してほしい。以前に1回行い、もう1回するとのことだが、問題提起も含めて、一問一答をきちんと市民に配布し、市民自身が問題意識を持って、学区ごとに説明会を開けるようにしてほしい。

●参加者 希望が有るなしに関わらず、市側がスケジュールを組んで各学区に説明会をしてもらいたい。

●こういう機会で意見が出たものをどう集約して、市の姿勢を考え直すところに結びつけるのか、聞いただけで終わってしまうのか、その辺りのスタンスが聞きたい。

●今日は説明会か、意見交換会なのか。一方的な話にしか聞こえない。市としても もう一度検討するという姿勢なのか。