大津市議会の本会議(10月3日)の質疑を視聴していた“野次馬”キャットとウオッチドッグ記者は、コミュニュセンターを巡って、大津市長に振り回される市議会と市役所、メディアについて放談を始めた。

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ウオッチキャット
ビックリしたなあ。市議会で越直美市長が、「市民に向き合ってきた」と説明していた。それも、「市ホームページでこれまでの取り組みを発信し、伝えてきた」と言っていた。ウオッチドッグ記者が、これを聞いて怒っていたニャ。
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ウオッチドッグ記者
そうそう。オイオイ、事実は違うでしょうって思ったの。市民センター統廃合問題で、水面下では計画がどんどん進んでいたのに、資料や情報を何ひとつ公開していなかったので、2016年にウオッチドッグ記者が、市民センター改革推進室へ、「何でホームページに掲載しないの?」と突っ込んだ。
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あったねぇ。当時、ウオッチドッグ記者は、わざわざ情報公開請求して資料を受け取っていたニャ。「コンサルに金払って、こんな計画を勝手に立てている。市民へ内緒にしている」とカンカンだったニャ。
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懐かしいわ。あの時は、まだ少しだけ若かった( ´艸`)「ホームページに出しなさい」って市役所へわざわざ言いに行った後の12月に、過去の資料を含め 、市ホームページにまとめて掲載したって経緯があった。これが事実。当時の担当者に確認しろって言いたい。追及しなかったら、そのままだっただろうに。
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市議会が市長にこれだけ振り回されても、最大会派の湖誠会や親和会が本会議で沈黙って、変だニャ?
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9月4日付の京都新聞の報道では、大津市議会の2つの最大会派「湖誠会」「親和会」所属の自民党などの市議20人が8月末、現市政の転換を目指して県議会議員の佐藤健司氏に、市長選への立候補を要請していた、って書いていたけど。 だったら、今こそ「現市政の転換」を目指せよ、と思った。
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越市政の転換目指して、佐藤県議へ出馬要請していたのなら、ここで追及しなくて、いつするのかニャ。今でしょ。最初に提出した条例案を否決すればよかったじゃん。転換できたニャ。
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結局、どちらにもベタベタして、政権側にくっつくことで、いろんなおこぼれを期待したいってだけじゃないの?
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政権側にベタベタくっついたほうが楽なんだろうニャ。勉強しなくても、何でも「ハイハイ」「賛成〜」って言っておけばいいだけだニャ。質問もなあなあのぬるま湯でOKだろうし。
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10月3日付の滋賀報知新聞に面白い記事が掲載されていた。定年退職して一旦は退いた、滋賀報知新聞の名物記者の石川政実氏が、コミセン条例をめぐるドタバタ劇の裏話を記事にしていた。

↓10月3日付の滋賀報知新聞
http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0030105

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ニャニャニャ。また、嘉田由紀子(元滋賀県知事)の名前が出て来た〜。
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越市長と似た、「パフォーマンス先行型」だから、気が合うんじゃないの。
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でも、この懇親会って変だニャ。嘉田元知事は、今夏の参院選で、野党統一候補として、自民党推薦の候補と闘って勝利したニャ。湖誠会って、自民党の議員らで占めているよね? その湖誠会の幹部市議と、元市議の後援会長と、嘉田元知事や越市長が懇親会で和気あいあい、国政の話までして盛り上がっていたって、どう考えてもおかしいニャ。
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嘉田さんも越市長も、野党系のフリをして、県民、市民を欺いているってことでしょう。言っていること、やってきたことに、政治姿勢が全部出ているよ。一見してそう見えないから、騙される市民、県民がいっぱいいるけど。
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結局、このふたりは、自分がトップになれば、何でもいいんじゃないのかニャ?  パフォーマンスが最優先で、政治信条にはこだわらない。「市長はなんでも後づけ」って言っていた市議がいたけど、その通りだニャ。
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嘉田さんは否定したけど、越市長に「国政を目指すべき」って言ったとも書いているね。元市議が言ったとも。オイオイ、今の大津市を見ろと言いたい。これで、国政って(*_*)
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市議会はというと、湖誠会から分派した親和会では「市長選不出馬の担保」と「コミセン条例の可決」を天秤にかけた意見が出たって。なんだ「引退への花道」って。
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そんなことを市議がグダグダ言ってどうするんだろう。それより、コミセン条例が施行されたら、市民にどう影響するか、真剣に議論しろって言いたい。
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市長が誰になるかしか頭にない会派は、どうしようもないニャ。市議会は、こんな議員だらけ?
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結局は、修正案を見送りしたドタバタ劇で、誰が得したのかを考えてみたら、わかりやすいかも。
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どの議員が市民を裏切っていたのか、どの議員が言行不一致なのか、最初の条例でも、修正した後の条例でも、可決か否決かを決める採決の結果で、よーく見えてくるはずだったのに。それを先送りしたということは、“踏み絵”を踏まされず、ベタベタ市議らにとって、渡りに舟。ありがたい展開だったニャ。
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だから沈黙? 湖誠会、親和会、市民ネット21、公明党がみん~な沈黙。
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越市長にとっても、市民の反発が根強いコミセン条例を、市長選の争点にされたら不利になるから、先送りしたのかニャ? 市長選で再選された後に、強引に進めるつもりかもニャ?
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市民には、なんでもかんでも「行政改革」といえばウケがいいと踏んでるね。うまくごまかせると思って。市政記者クラブを通じて、今回のマイナス要素をできるだけ、プラスの表現で発信するようレクチャー済みだしね。
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でも、もし佐藤県議が大津市長になっても、コミセン条例はそのまま進みそう。なんたって、佐藤県議は、自治連合会とはべったりだニャ。悲願の大戸川ダム建設の促進ってところで、思惑一致だニャ。湖誠会も越市長に要望を出して、 積極的に働きかけていたし。「佐藤県議 + 南部自治連 + 湖誠会」の組み合わせで、目片信元市長の路線を踏襲ってとこかニャ。
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大津市自治連合会のウラ幹部は、コミセン化を進めることを願っているからね。かつて、市民センター統廃合問題で、住民の反対署名の受け取りを拒否することを越市長へ命じたのは、2018年度の大津市自治連合会長様だったしね。
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思い出した。1万5千筆の市民の反対署名を、越市長が受けとらなかったあの珍騒動のことだニャ。まぁ、でも、学区自治連合会長らが、集めた反対署名をすぐに市へ提出していなかった不可解な行動もあったニャ。地元住民より、大津市自治連合会長様のご意向を伺ったというのが丸わかり。情けないニャ。
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ありとあらゆるイメージ戦略を駆使して、嘘をつく政治家らと、それにくっついて私利私欲で貪ろうとする不届き者を、報道機関はひとつずつ、事実を積み重ねながら、嘘を見破り、追及しなければならないのだけど。今回の条例案「見送り」報道でも、大手メディアは、市長の思惑通りの報道をしていた。
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越市長が使った「新案」という言葉を、メディアがそのまま記事にしたことかニャ?
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そうそう。この「新案」という言葉は曲者でしょう。話せば長くなるから、取材の裏話も含めて、別の機会に話すよ。
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楽しみだニャ。