大津市議会の一般質問が、2月25日から始まる。ウオッチドッグは、市議の質問(事前通告)に注目し、独自に解説する。

まずは、2月25日の各派代表による代表質問から。注目は、湖誠会の重鎮、北村正二市議と、公明党の高橋健二市議の質問。両党とも、市民センター統廃合問題では、5年間にわたって所属市議らが、ほとんど質問をしていなかった。ここに来て、「市民センター機能等のあり方について」を取り上げている。会派重鎮が、代表として何を質問するのか、見物である。「実施案」について、市長への“ヨイショ”、つまり、ベタほめする意見が出るかどうか注視したい。

26日の質問項目では、具体的かつわかりやすい書き方をしている市議は、改田勝彦、佐藤弘、谷祐治、浜奥修利、石黒賀津子、立道秀彦、山本哲平の各市議。あくまでも、ウオッチドッグ記者の視点で、断トツにわかりやすかったのは、山本哲平市議の質問項目だろう。何を質問しようとしているのか、つかみやすい書き方となっている。

反対に、これだけでは何を質問しようとしているのか、さっぱりわからないのは、嘉田修平、西村和典、津田新三、草野聖地、杉山素子、川口正徳、奥村功、仲野弘子、杉浦智子、河村弘史の各市議であった。例えば、西村市議は「大津市地域公共交通網形成計画について」、「自動運転について」、「農業施策について」、「がん対策について」とだけしか書いていない。

市民センター統廃合問題で、かつて、ウオッチドッグが「まちづくり協議会」関連で報道した、湖誠会の幸光雅嗣市議が、「自治会組織のあり方」を質問するようなので、ここにも注目したい。(過去記事参照:記者レポート】湖誠会市議の“ど素人”質問/まちづくり協議会に無批判/ウオッチ市議会№4


※一般質問の日程は、あくまでも25日時点のもの。一般質問の状況に応じて、日程変更ありという説明を市議会事務局より受けた。(2019年2月28日に追記)