大津市議会の通常会議が、6月5日から開かれている。選挙後初の新市議らの一般質問が6月13日から18日に行われた。新たな勢力図はどうなったのか、市議らの動きに注目した。
自民党系の湖誠会が分裂し、八田憲児市議、幸光正嗣市議、伴孝昭市議らが、新会派「親和会」を発足。大阪維新の会の河村浩史市議や、市議選で最多の得票数だった無所属の細川俊行市議も「親和会」に合流している。
昨年まで最大会派だった湖誠会は分裂後、親和会と同じ10人となった。越直美市長から特別扱いを受けていた竹内照夫市議が、幹事長職を退き、津田新三市議が新幹事長となった。今後、湖誠会の影響力低下は免れない。
市議会の新議長は、湖誠会の近藤眞弘市議(当選3回)が就き、副議長も湖誠会の川口正徳市議(当選2回)。
市議らの一般質問で、何を質問したいのかわかりやすい書き方だったのは、谷祐介市議(清正会)が断トツで、他に、改田勝彦市議(公明)、柏木敬友子市議(共産)、林まり市議(共産)の質問項目もわかりやすかった。(ウオッチドッグ記者の独自視点)
新議員の会派は以下の通り。
↓4月21日の大津市議会「選挙結果」
http://www.city.otsu.lg.jp/shisei/senkyo/kai_kekka/24080.html
(※河村ひろし市議の得票数は、4774。他に数人の議員の得票数が違う。大津市の入力ミス)