明治のジャーナリスト宮武外骨が、ノリにノッて滑稽新聞を発行していたちょうど同時期の明治37年2月に、日露戦争が始まった。外骨は、開戦1ヶ月後の滑稽新聞・第69号で、内務省の検閲官をおちょくるような大胆な記事を掲載した。

戦争中だろうが、おかまいなし。検閲逃れの伏字を意図的に使ったイタズラ記事。タイトルは「秘密外の〇〇」。外骨は、明治の新聞検閲官にどんなイタズラをしかけたのでしょう? 現代の読者諸氏は、わかりますか? その答えは次回に。