大津市の市民センター統廃合問題をめぐる意見交換会で、参加者に配布する資料の内容が、7−8月の時点に比べ、大幅に差し替えられていたことがわかった。夏の意見交換会で参加した市民から厳しい批判が出ていた、他都市との比較についての項目は削除。一方、質問が相次いだ「防災機能」の項目を新たに付け加えている。夏の意見交換会では、配付資料は約50ページあったが、18日の意見交換会は45ページに変更されている。

11月18日の青山学区の意見交換会で配布された資料には、7−8月の意見交換会で配布された「公共施設の老朽化(1)」、「公共施設の老朽化(2)」、「行政課題の多様化複雑化」、「県内他都市の支所設置状況」、「近隣他都市の支所設置状況」、「草津市まちづくりセンター(1)」、「草津市まちづくりセンター(2)」の7ページ分の項目が削除されている。

一方、7−8月の意見交換会で配布された資料になかった「防災機能について」、「災害発生時体制(現状)」、「災害発生時の体制(再編後)」の3ページが、11月18日の青山学区の意見交換会では新たに加えらた。

↓2018年7月21日、28日、8月18日の意見交換会で配布された資料。今回削除された資料を赤枠で囲んだ。

↓2018年11月18日の意見交換会で配布された資料。新たに加えられた「防災機能について」の3頁を赤枠で囲んだ。