大津市のホームページ上に掲載されていた、情報公開条例の条文が閲覧できない状態になっている。ブラウザーで検索すると、「サーバーエラー」が表示される。ホームページ上から削除された可能性がある。市はこうした状況の詳細や理由を明らかにしていない。

初めて掲載されたのは2002年で、それ以来、条文そのものが閲覧できるようになっていた。
グーグルなどの検索画面では、次のように表示されるが、開くと「エラー」画面になる。「大津市情報公開条例施行規則」も、同じように「エラー」画面になる。それ以外のページは閲覧できるため、システム全体の不具合ではないとみられる。


今回、市長発言の黒塗り問題をめぐっては、情報公開制度運用の信頼性が疑われる事態となっている。しかし、市民が条例の文言を確かめようとしても、インターネット上で確認できない状態が、少なくとも10月21日から続いている。

越直美市長は、第2期市長マニュフェストの進捗チェックで、大津市政に係る情報の発信と適正な情報公開情報公開について「◎」と自負している。