ウオッチドッグ記者とウオッチキャットが、「大津市議会インターネット中継」で、2月25日の最大会派、湖誠会(自民党)の代表質問のビデオを視聴し、いつもの言いたい放題の井戸端会議を始めた。
字が小さくて読めないー!
老眼でしょ。
~忍び寄る老化~
かつて、スマートフォンを使用していたウオッチドッグ記者も、40歳後半を過ぎてから、視力の衰えを感じ始めた。50歳過ぎた今では、お久しぶりのガラ携に回帰した。目がしんどいので、携帯のメールは、ほとんど使わず、できるだけ電話で用件をすましている。誰にでも訪れる老化が始まっている。
ウオッチドッグ記者は、昭和に戻っているけど、世間は、デジタルバブルだニャ。デジタルイノベーション戦略だとか、AIだとか、ICT機器、RPAとか、チャットボットとか、新しいテクノロジーだとか。湖誠会(自民党)の爺さん議員まで、デジタル関連の用語を連発し始めているよ。本当にその言葉の意味を知っているの~って疑問だニャ。
元志賀町長で、現在、湖誠会(自民党)の代表、北村正二市議か。市民センター統廃合では、25の支所で、取り扱う業務や窓口業務を縮小することを知っていながら、何の突っ込みも入れていない。市長の考えを聞くだけで終わっている。支所機能を減らし、デジタル事業に予算をつぎ込み、市民サービスが向上するんかい。地元の和邇学区が、基幹支所で残るから、知らんぷりじゃないの。
北村市議の質問は、とにかく、早口の質問で聞き取りにくいニャ。自己満足的な質問傾向にあるかも。まだ、越市長の答弁のほうが、棒読みだけど、ゆっくりだから聞き取りやすい。
北村正二市議の質問(0:17:52~)
デジタル関連の用語を抜き取ってみると…
AI、ICT機器、IOT、RPA、チャットボット、ビックデータ、デジタル革命…「市民サービスの向上や業務の効率化、迅速、正確な事務処理の目的のために28項目の事業に先進的技術を導入する予算を計上しているが、市長はどのような方針で新しいテクノロジーを積極的に導入しようと考えているのか?」
「公共施設の予約システムやクレジットカードによる収納業務、チャットポットを活用した行政サービス全般の質疑応答など、市民が直接利用する業務ついての導入を予定されている。パソコンやスマートフォンを使用できる市民にとっては便利だが、使用できない市民には、従来通りとなり、今後、急速に進む高齢化社会においては、より親切で丁寧な窓口対応が必要となります。市長の見解を伺いたい」
越直美市長の答弁(0:55:50~)(以下、抜粋)
「AIをはじめとした新しいテクノロジーを活用して、市民生活の利便性の向上及び行政業務の効率化を図っていくことが必要であると考えております。このことからデジタルファーストの実現や官民データの活用推進といった国の指針を念頭に置き、AIなど先進技術の活用を主軸としたデジタルイノベーション戦略を、本年3月に策定する予定であり、本戦略の実現に向け、新しいテクノロジーの活用について予算を計上しています」「パソコンやスマートフォンなどを使用できない方への対応ですが、新しいテクノロジーを導入するに合わせ、新しいテクノロジーを使用できない市民の皆様には、親切で丁寧な対応に努めると共に、国の動向にも注視していきたいと思います」
市長の話では、ウオッチドッグ記者のようなスマートフォンを持っていない人に対して、大津市は親切で丁寧な対応に努めるってよ。
質問も質問だけど、答弁も答弁で、具体性なし。「親切で丁寧な対応」ってどういうこと? これから、支所の窓口業務が縮小するじゃない。どこで、親切、丁寧に対応してくれるのさ。本庁のあの狭い受付窓口まで行って、散々、待たされた挙句、つっけんどんな事務対応だったら、怒り心頭になるよ。だいたい、歳とったら、遠くに行くのもしんどくなるのに…。
ほんと、ほんと。予算編成の次は、市民センター機能等のあり方についての質問だニャ。ワクワクー。
なぁんだ。市民センター機能等あり方についての北村市議の質問だけど、今までの経緯をなぞっただけじゃん。何を聞いているのかよくわからない。これで、質問?
36学区の意見交換会で出た意見を総括するとどのような内容かや、どのような受け止め方をしているのかを市長に聞いているだけだニャ。
36学区で出た市民の意見は、市民センター改革推進室のホームページに出ている。意見交換会の議事録を読んでもいないのに、やたらと「市民」を連発しているのは、わざとらしさを感じるな。市民の声を拾わないで、市長に見解を問うだけの質問は、楽でいいね。
市民センターの問題については、市議会でも一般質問などで様々な観点から提案したって言っているよ。でも、湖誠会は、最大会派なのに、ほとんどだんまりだったニャ。
ん~、湖誠会でも数人が質問していたな。ほら、ほら、ほら…。
あ~、自治連合会の”ヨイショ三兄弟”か。
「自治会加入促進条例」で地域活性化?/青山市議(湖誠会)が提案/ウオッチ市議会№6