テレビやネットニュースは、連日、吉本興業の話題だらけ。どこもかしこも、芸人の誰々が何を言ったかで大騒ぎしていた。野次馬キャットも、世の中の乱痴気騒ぎの時流に乗ろうと、尻尾をふりふりしながら、ワイドショー（情報バラエティ番組）を観た。
ウオッチキャットは、ワイドショーを観ながら、「反社会的勢力というものは、ダミー会社をどのように作るのかニャ？ イベント事業のスポンサーにどのように成りすまし、どう関わっていたのかニャ？ 謝礼は現金渡しか、振込みのどちらだったのかニャ？ 芸能界だけの問題なのかニャ？ 行政や政治家には同様の問題はないのかニャ？」と、いろいろな疑問が出て来た。マスメディアの報道機関がこうした疑問を独自調査していると思い、大手新聞社のデジタル版を覗き込んだ。そうしたら…。
びっくりしたニャ。あの朝日新聞が、「インサイド吉本問題」というカテゴリーを作っている。でも、中身はというと、あちらこちらのテレビやネットニュースで見たほぼ同じ内容の記事だニャ。
朝日新聞はこんなんだったけど、資金も人材もたっぷりの読売新聞なら、ダミー会社の実態を独自調査してくれているかもしれない。
ニャニャンと。エンタメ・文化というカテゴリーで、読売新聞もこれまた、テレビやネットニュースとほぼ同じ内容だニャ。
う～む。朝日新聞も読売新聞もテレビの報道と同じ。でも、京都新聞なら、吉本興業の地元、大阪に近い。地方紙として、地元ならではの取材ネットワークを持っているだろう。反社会的勢力のダミー会社の実態について、独自視点の調査をしているかもしれない。
ニャー( ﾟДﾟ)京都新聞は、地域ニュースとして、写真週刊誌の記事を紹介をしているだけ。楽な報道だニャ。地方自治体には同じ問題はないの？
新聞もテレビも金太郎飴か
新聞も新聞、テレビもテレビ。 報道のカラーが全部同じ。 芸人のコメントも真面目すぎて、全然面白くなかった。笑ろたのは、池乃めだかと明石家さんまのコメントだけ。さんまが島田紳助に電話で言ったという 『お前、また会社から金もうてるな』というひと言には、吹き出した。学生時代、釘付けで観ていたひょうきん族を思い出したわ。吉本の会長と社長、お騒がせ芸人ら全員を並べ、ひょうきん族名物の公開懺悔でもさせたらどうよ。40代以上は喜ぶよ。吉本の株を保有しているフジテレビが協力したらいいんじゃない。
青春時代は「ひょうきん族」のウオッチドッグ記者