大津市広報課は5月14日、1週間前の7日に行われた市長記者会見の会見録を市ホームページに掲載した。冒頭の「市長説明」に、それに続く報道陣との質疑応答を加えた形で、文字だけの会見録を発信したが、YouTube動画は未だ、質疑応答は割愛したままだ。同年代の首長の記者会見をいくつか比較したところ、大津市長の会見のお粗末ぶりが突出していることが明らかになった。佐藤市長はNHK勤務の経験があるのに、記者会見の伝え方は素人レベルで、情報が少なすぎる。

質疑応答、PCモニターによるデータ提示、手話通訳、背景ボードの4項目で比較したところ、大津市の佐藤市長だけが、「全部なし」だった。(一覧表参照)

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5月7日の会見では、1週間後の14日に会見録を発信している。では、4月21日に、本庁舎閉鎖について会見しているが、その会見録は、本当に、翌22日に市ホームページに出したのだろうか。たった1日で、テープ起こしをして、確認作業をして、本当に出来たのか? 日付を偽装したのでは? とウオッチドッグは、ウオッチ大津№184で報道した。そして、4月21日、5月7日、5月11日の会見は、市ホームページ「定例記者会見」に入れてない。
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広報課は、会見ではなく「市長説明」だと説明していたのに、ちゃっかり「大津市長の部屋」に、新たに「市長記者会見」という項目を作り、3回の会見を加えていた。だったら、YouTube動画に、記者の質疑応答もカットせずに入れろちゅうに。3月30日の臨時記者会見、4月11日と13日の緊急会見の会見録も必ず加えてほしい。
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5月7日と11日の佐藤市長の記者会見だが、なぜか、式典のような背景と檀上で、会見をしている。なぜ??

↓大津市、佐藤市長の記者会見(5月7日) YouTube動画は、質疑応答カットのわずか3分11秒。記者の質疑応答はカット。
https://www.youtube.com/watch?v=Y0PQ2lufErE

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露出が多い他自治体の若手リーダーたちの会見は、どうなのかをそれぞれ覗いてみた。発信力のあるリーダーは皆、若い。年齢も調べてみよう。ちなみに、大津市の佐藤市長は1973年生まれだった。やっていることも言動も古臭いが、ウオッチドッグ記者より、6歳も若いじゃないのよ。

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最初にメディアから注目を集めていた北海道の鈴木直道知事は、1981年生まれの39歳。若いねぇ。真剣さと熱心さは伝わった。背景ボードも見てね。道民にアピールする文字がずらり。説明資料もモニター提示している。会見映像は、1時間4分。そのうち知事の説明は冒頭の26分で、質疑応答は38分だった。

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関西のテレビ番組では、大阪の吉村洋文知事の話題で持ち切り。伝え方と発信力は抜群。1975年生まれということは、佐藤市長より、2歳下で、ほぼ同年代。

背景ボードを見ると、「休業要請支援金の申請中」の文字が。「支援金の申請を受付しているんだ」と他県民でも理解した。会見映像は1時間21分。知事の説明は26分で、質疑応答はに55分も費やしている。それだけ報道陣の質問にていねいに答えていることがわかる。

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滋賀県の三日月大造知事は、1971年生まれ。佐藤市長より、2歳上で、こちらも同年代。これまで、三日月知事を応援していたわけではないけど、新型コロナの対策では、一生懸命に取り組んでいる姿は伝わる。

大阪府の吉村知事ほど目立たないけど、滋賀らしさは出ている。「滋賀1/5ルール」が伝えたい言葉。会見映像は、2つ合わせて44分。他自治体と比較して、音声が聞き取りにくい箇所あり。知事説明は17分で、質疑応答は残りの26分。

↓2020年5月7日・山形市長の記者会見

https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/shicho/kishakaiken/20200507.html

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最後は、同じ中核市で、同じ「佐藤」苗字の山形市長の佐藤孝弘氏の会見を調べてみた。ウオッチドッグ記者は、山形県出身だからチェックしてみた。

山形市の佐藤市長は、大阪府の吉村知事と同じ1975年生まれ。こちらも大津市の佐藤市長と同世代。背景にメッセージ文字だけでなく、手話通訳者も同席。障害者の方たちにも「市長の言葉」を伝えている。記者の質疑応答(社名、名前も)も、YouTube動画に入れている。

国の特別定額給付金と市独自の予算を切り分けて、詳細な説明をしている。山形市では5月7日から、特別定額給付金の申請用紙のダウンロードができると話している。給付のスケジュールを明確に示している。記者会見の映像は45分。そのうち、市長説明は22分で、質疑応答は23分。

↓山形市長の記者会見は、「臨時記者会見」も「定例記者会見」も同じ一覧に掲載している。

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大津市の佐藤市長が滋賀県議から市長になった直後、ウオッチドッグ記者は、知り合いのオンブズマンや、記者たちから、「佐藤市政になったら、ウオッチドッグが大忙しになるなあ」とからかわれていました。

2月から本当に忙しくなりました。それも、越直美前市長時代の施策ウンネンの調査報道ではなく、佐藤市長の「訳のわからない」言動に、「この市長、何しているんだろう???」と目が点(+_+)になった事案の報道が続いています。まるで「佐藤ウオッチャー」のようなことをしているのは、ウオッチドッグ記者のプライドが許しませんが、気づいてしまうのだから、仕方ないです。