2019年度の大津市自治連合会(市自治連)の役員名簿が情報公開請求で開示されたが、この役員名簿に記載されていない「相談役」に、谷正男氏(坂本学区)、内田一豊氏(瀬田学区)、清水耕二氏(長等学区)の学区自治連合会長3人が就任していたことが、関係者への取材でわかった。名簿に記載しないポストに、自治連の“重鎮”3人を置くという、ますます不透明な運営体制となっている。相談役が、どのような役割を担うのかは、自治会員に明らかにされていない。

3人を相談役に指名したのは、2019年度の市自治連会長の木村重次氏(伊香立学区会長)。市自治連では、大津市自治連合会の現会長が指名したら、誰でも何人でも相談役になれるという極めて不透明な運営実態となっている。

谷正男氏は、2008—11年度に市自治連会長、2017—18年度にも2回目の市自治連会長を務め、学区自治連会長の経歴は23年で歴代3位。市自治連の重鎮で、市民センター統廃合問題では昨年、越直美市長へ「住民の署名を受け取らないように」と要請したことが、話題になったこともあった。

内田一豊氏は、2014—15年度の市自治連会長、地元の瀬田学区での会長歴は13年に及ぶ。目片信元市長の親族。瀬田一帯に広がる旧湖南有線放送の問題では、関西テレビにかりゆしウェアを着て出演し、コメントしていた。

清水耕二氏は、2016年度の市自治連合会長、地元の長等学区での会長歴は13年。過去には、会議や琵琶湖市民清掃の時に、市からの補助金で、自店で飲食物の購入を繰り返していた。

この3人に、木村重次氏を加えた4人がこれまでどのように市の補助金を使ってきたか、ウオッチドッグや前身の大津WEB新報で何度も取り上げてきた。

↓2019年度の大津市自治連合会の役員名簿

ウオッチドッグでは、市自治連の新相談役3人の就任を祝い、過去の関連報道を再掲載する。たくさんの中から、数本に厳選した。

祝🌹相談役、谷正男氏

大量の荒縄を毎年購入/本部長の坂本学区で/市は在庫確認せず/市民清掃№122

大津市が署名受け取り拒否/「市自治連から要請」を理由に/各紙が報道/ウオッチ大津№32

祝🌹相談役、内田一豊氏

領収書なしで謝礼金/「実践本部」本部長の瀬田学区で/市は黙認/市民清掃№11

学区内ごみ運搬謝礼に10万円/瀬田学区の自治連/市民清掃№118

市と「実践本部」一体化/支所長は自治連を代弁/瀬田学区/市民清掃№10

関テレの番組に登場/内田自治連会長、不可解な心配顔で/湖南有線放送/ウオッチキャット№25

祝🌹相談役、清水耕二氏

住民の要望とりまとめず/36学区で長等だけ/清水・自治連合会長のお膝元/自治会№59

補助金75%が会長の店へ/飲み物1254本を一括購入/長等学区自治連で/市民清掃№123