滋賀県内で発生した新型コロナウイルス感染症の第1波を、5月末までとすると、第1波では陽性者100人中26人が「10代と20代」で、全体の約3割だったが、6月からの第2波では、57人中40人が「10代と20代」で、全体の約7割を占めていることがわかった。(※10歳未満も「10代、20代」の数に含めた。)
ウオッチドッグは、滋賀県が公表している資料から、第2波の陽性者の症状を分類して、まとめた。症状として多かったのは、発熱(31人)、鼻水など(15人)、せき(14人)、倦怠感(14人)だった。第1波と同様に、味覚や嗅覚異常が出ている人もいた。他に、頭痛、咽頭痛、下痢などの症状も出ている。
※6月初旬は、感染者がゼロでした。6月18日の症例は、第2波の兆候として含めました。患者症例を25人ごとに分けました。
※「経路」は、滋賀県が公表した第1報の資料から、わかった範囲のものを抜き出しました。濃厚接触者として検査に至り、感染がわかったケースや、クラスターによる感染など。その後、県が、感染経路の場所を特定した資料を公表しています。
第1波の症状まとめ
第1波(3月から5月末まで)の陽性者100人の症状もまとめた。発熱が67人と最も多く、次いで、せきの症状も多かった。症状なしは、100人中16人だった。4月8日から21日までの約2週間で陽性者数が一気に増えていた。