明治の滑稽新聞
宮武外骨の1年余りの報道と告発は、当時の読者に強いインパクトを与えた。告発後の明治35年2月5日付の滑稽新聞・第22号は、この事件に対する読者の投書...
明治35年3月11日の滑稽新聞・第24号では、滑稽新聞社が1年以上報道し、捜査当局に告発した、偽薬「毎月丸」事件の経過を伝えている。この問題は、司法...
平成の世、財務省の事務次官のセクハラ疑惑が話題になっているが、明治の世も“政官エロヒヒオヤジ“が跋扈していたようだ。明治のジャーナリスト宮武外骨は、...
明治34年11月20日号の第18号で、宮武外骨の滑稽新聞社は、「告発部」というものを設けたことをお知らせしています。報道だけでなく、詐欺師らを実際に...
宮武外骨の滑稽新聞は、罰金や発行停止などの筆禍をたびたび被った。明治時代は自由民権運動が高まった。政府は反政府的な言論を掲載した新聞を取り締まる新聞...
宮武外骨の滑稽新聞は、明治34年1月25日に第1号を発行し、12月20日発行の第20号が、1年の締めくくりの刊となりました。この20号に、1年間の回...
宮武外骨の一連の「詐欺師 野口茂平」の報道は真実だったのか? 当時の報道から117年経った今、検証してみる。 明治時代の大阪で発行部数がナンバーワン...
宮武外骨は、明治34年12月5日付「滑稽新聞第19号」で、「詐欺師 野口茂平」の3回目の特集を組んでいる。要約するとこうなる。 「詐欺師茂平が、自家...
野口茂平からの告訴を受けて、宮武外骨は、一方では裁判、一方では報道と、徹底抗戦を開始した。明治34年11月20日発行の滑稽新聞第18号では、野口茂平...
宮武外骨の「滑稽新聞」は度々、当局から「発行停止」や「罰金」などの筆禍を受けた。滑稽新聞は紙面だけではなく、法廷で報道の正当性を訴えた。法廷で、筆禍...